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2024.01.08

【Q&Aで迫る!】スワコーの2023⇒2024 ~その3:OCAの未来~

【Q&Aで迫る!】スワコーの2023⇒2024 ~その3:OCAの未来~

ついに3回目、後半戦に突入しました、スワコー全体の2023年を振り返り、2024年以降を展望する企画。テーマはスワコーのもう1つの主力製品「OCA」です。「あれ?何の略だったかな?」と思う方向けに、池上社長、おさらいからお願いします!

\お話を伺ったのはこの方!/
代表取締役社長
池上 和明(いけがみ かずあき)さん

Q.以前にもお聞きしましたが「OCA」とは?

A.Optical Clear Adhesive(光学用透明粘着シート)です。
具体的に、OCAはスマートフォンやタブレット端末、車載用のディスプレイなどに使用されています。たとえば、スマートフォンであれば、表面のガラスとディスプレイの間にOCAを入れることで空気層がなくなり、屈折率の違いによる画面の視認性の悪さを解消し、画面を見やすい状態にします。ディスプレイの「視認性向上」に欠かせないのがOCAなのです。

Q.OCAの加工が難しい理由は?

A.製品の特性によって求められる品質が異なるからです。
OCAは、スマートフォン用、パソコン用、自動車用など、どの製品に使うかで品質が変わります。たとえば、温度や湿度に対して求められる耐性度、ディスプレイのサイズなど。つまり、さまざまな用途に合わせた最適な品質で加工するための技術が重要なのです。

Q.現在、OCAに求められている特徴は?

A.大型化、そして、厚手化です。
フォルダブル(折りたたみ)式スマートフォン、自動車のヘッドアップディスプレイ、タッチセンサー式の自動販売機などの登場で、世の中のディスプレイは大型化が進行中。つまり、OCAも大型化が要求されています。また、大型化に伴ってディスプレイに若干の歪みや微妙な曲面が生じるため、カバーパネルとディスプレイとのギャップを埋める厚手のOCAへのニーズも高まっています。実際、当社にも大型OCA、厚手OCAのご相談が増えています。

Q.スワコーはOCAの大型加工や厚手加工に対応しているの?

A.もちろん、可能です!
専用のオリジナル加工設備を随時改造・改良し、問題なく加工できる技術を確立しています。厚手加工では変形、糊はみ出し、浮きなどの発生を抑制。生産歩留りが良くなるため、貼り合わせまで含めたトータルコストの低減も実現できます。大型加工については、最大1150×380㎜まで対応できる加工機を保有。そのサイズの寸法を測定できる機械もあり、品質も問題ありません。

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OCA、光学フィルムの加工技術で業界トップランナーのスワコー。お客様のご要望を把握し、最適な光学フィルムやOCAをご提供します。光学フィルム、OCAともにすべて高品質。優れた加工技術に裏打ちされています。
とくに大型のOCA、光学フィルム加工はお手のもの。光学フィルムの加工機は当社独自の技術搭載で唯一無二。OCAも車載ディスプレイの大型化に備え、最大1150×380㎜に対応可能な加工機、測定器を導入しています。

スワコー公式HPはこちらから!
https://swacoo.co.jp/

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