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2024.01.29
あなたの世界をちょっとヨクスル~メタバース編~
皆さんは覚えていますか?SNSの1つ、Facebookの運営会社「Facebook」の突然の社名変更を。変更後の社名は「Meta Platforms(メタ・プラットフォームズ)」、通称「Meta」。この「メタ」の由来でもある「メタバース」が今回のテーマです。
Q.そもそも「メタバース」とはなんですか?
A.「Meta(もう1つの・超越した)」+「verse(世界)」=「Metaverse(もう1つの世界)」です。
メタバースとは「現実世界」に対してもう1つ別の超越した世界、厳密には「ネットワーク上に展開した3Dの仮想空間」です。
これをさらに厳密に説明します。現実世界には私たち一人ひとりが生身のからだを持って存在します。しかし、ネットワーク上の仮想空間にその生身のからだを移動できません。その代わりに「アバター」という自分自身の「分身」を作って存在させることができます。
このアバター、スワコーが得意とする光学フィルムを使用したVRゴーグルといったデバイスで動かせます。そして、アバター同士=他の人同士で交流したり、ゲームで遊んだりと、さまざまな活動を行えます。つまり「デバイスでアバターを操作して、さまざまな活動を行える3D仮想空間」がメタバースです。
Q.私たちの身近なメタバースは?
A.さまざまなビジネスで活用されています。
① 観光バスツアー
2020年に国土交通省を中心に、地方公共団体や民間企業などが参画して始まったまちづくりのDXプロジェクト「PLATEAU」。その一環で、2021年12月~2022年1月に「メタバースでの観光バスツアー」を行いました。
② 新車の試乗会
日産自動車株式会社は2022年5月20日、新型軽電気自動車「日産サクラ」をメタバース上で初お披露目。同時に、サクラに最速で試乗できるメタバース「NISSAN SAKURA Driving Island」も公開しました。
③バーチャル・テーマパーク
大手スポーツ用品メーカーの株式会社Nike(ナイキ)が2021年11月にメタバースプラットフォームRoblox(ロブロックス)上に「NIKELAND」を開設。ユーザーが鬼ごっこをはじめとするミニアトラクションを楽しめたり、他のユーザーが作ったゲームで遊べたり、アバターが着用可能なナイキ製品のバーチャルショールームを楽しみながら製品購入もできたりと、ナイキならではのバーチャル・テーマパークを展開しています。
Q.今後どのような活用が予想されていますか?
A.現実世界で不可能なさまざまなことの実験・実現が期待されています。
リアルを超えた体験、教育の質の向上、社会実験への活用といったテーマがメタバースには期待されています。ただし、実現にはメタバースの普及、すなわち、アバター操作用デバイスの普及が不可欠です。現在存在する主なデバイスはVRゴーグル、スマートグラス、ARグラス。これらの材料には高品質な光学フィルムが必要です。つまり、スワコーの光学フィルム加工技術はメタバースにも重要な役割を担っています。
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