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2024.11.04
原価を抑えてお客様とのWin-Winの関係を目指す!電気自動車、半導体分野に本気で挑むスワコーの、「原価低減」のための取り組み ~前編~
本日もスワコーのブログをご覧いただきありがとうございます!スワコーの社内的な取り組みをご紹介するこの企画。第1弾の「予算必達」に続く第2弾、「原価低減」をお届けします!前編では、原価低減に不可欠な3要素と、それぞれをクリアするために実施していることについてお伝えしたいと思います。
原価低減の鍵は、「生産性向上」「歩留まり向上」「経費削減」の3つ
投入した原料・素材に対して、どれだけの生産数量が得られるか
原価を抑えて質の高い製品を生産することは、メーカーの永遠の課題です。では、そのために取り組むべきことは何でしょうか?
スワコーが重視しているのは、「生産性アップ」「歩留まり向上」「経費削減」の3要素。「歩留まり」とは、OCA、光学フィルム、シールド材などの原料や素材の投入量に対する、実際の生産数量の割合を指します。
スワコーでは、3か年計画を実施する以前から、「効率的な作業工程で、無駄なく原料・材料を加工し、コストを抑える」という目標を掲げてきました。2024年度以降は、さらに精度の高い原価低減活動ができるよう、さまざまな取り組みをしています。
「生産性向上」のためのスワコーの取り組み
増員しなくても売り上げを増やす仕組みづくり
1.業務改善提案
社員には、実務面の業務改善提案を随時受け付けています。実際に効果が得られたアイデアに対しては報奨金を授与!誰もが提案したくなるような、全社的な取り組みになるよう工夫しています。
2.自動化・省力化を目指したハード面の改善
製造現場では、自動検査装置や自動搬送装置を導入!他にも、ロボットを活用した省力化も進めています。中には、3人がかりで行っていた作業が、1人で完結するようになった工程も。手の空いた2人は、別の作業や新たな業務に力を注げるというわけです。人件費を抑えられるだけでなく、人手不足解消にも効果を発揮しています。
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地球環境問題に配慮した脱石油の動き。そこから生まれた電気自動車を支えるのが「リチウムイオン電池」です。従来の電池よりも軽くて小さいながらも、非常に大量の蓄電が可能。しかも、放電後は充電できるので、繰り返し使えるのも利点です。コンビニエンスストアや道の駅などの駐車場の片隅で車が充電している様子を目にした人もいるはず。あれは車載リチウムイオン電池に充電しているのです。