加工技術情報
2021.09.28
フィルム/シート加工用型(ダイカットロール型)
今回は、フィルム/シート用の打抜き型であるダイカットロール型についてお話します。
ダイカットロール型の作り方は、CNCフライスで円筒形の金属に刃を作成していきます。
熟練工による仕上げにより高精度の抜型が作成できますが、製造リードタイムが長く価格が高い型になります。
ロータリープレス機用の型で大ロット品、比較的薄い材料、難加工材料に適しています。
材料幅方向の寸法はダイカットロール型の精度に依存しますが、材料送り方向の寸法は
ダイカットロール型とロータリープレス機の加工精度に依存します。
当社は自社開発のロータリープレス機で加工する為、材料送り方向の寸法も精度良く加工ができます。
材質・厚みに合わせて刃物の種類・角度などの選定を行い最適な抜型で打ち抜き加工をします。
プラスチックフィルムの加工でお困りでしたら、当社までご連絡ください。