加工技術情報
2024.05.27
知っておいて!スワコーが誇るこの部品 ~電磁波シールド・電波吸収部品編~
突然ですが、2023年10月11日の当ブログ「あなたの世界をちょっとヨクスル~シールド材編~」はご覧いただけましたか?「ノー」の方はぜひ今回の記事と合わせてお読みください!と言いますのも、今回の主役は「電磁波シールド・電波吸収部品」。シールドの重要性とシールド材でも発揮されるスワコーの強みを知っておけば、万一のときもスワコーを頼れるので安心です!
電磁波シールド・電波吸収部品が必要な製品
電磁波ノイズが発生する周辺やノイズの影響を受けたくない製品
電源まわりをはじめ、さまざまな電気を使う場所・電気が生まれる場所では、意図しない電磁波ノイズが発生する場合があります。その電磁波ノイズは、周辺機器のセンサーを誤作動させる恐れも。そこで電磁波を防ぐ部品が必要になります。
そこで活躍するのが電磁波シールド・電波吸収部品!電磁波ノイズが発生する周辺を囲って漏れないようにする、もしくは、電磁波ノイズの干渉を防ぎたい部品に取り付けてノイズをカットする効果があります。たとえば、身近なものではスマートフォン。4Gや5Gといった必要な電波を電磁波ノイズが妨げないよう、電磁波シールドが使用されています。
スワコーの電磁波シールド・電波吸収部品の強み
★極薄加工も問題なし!
電磁波シールドが必要になるのは、たいてい「完成品に取り急ぎ電磁波対策を!」というケース。つまり、完成品内部の狭小スペースに部品を追加します。その困った状況もスワコーなら問題なし。アルミ箔や銅箔を絶縁フィルムでラミネートした3層品で、0.2mm以下の厚みでの加工も可能です。
★他社では困難とされる貼り合わせも実現
導体に金属箔を使うシールドは、隣接製品への完全絶縁が必須。また、収集したノイズを逃がすアース(グラウンド)を設けるため、一部金属部をむき出しにする必要もあります。そこで重要になるのがラミネート技術。導体を絶縁フィルムでサンドイッチのように貼り合わせる技術も、スワコーの得意分野です。
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地球環境問題に配慮した脱石油の動き。そこから生まれた電気自動車を支えるのが「リチウムイオン電池」です。従来の電池よりも軽くて小さいながらも、非常に大量の蓄電が可能。しかも、放電後は充電できるので、繰り返し使えるのも利点です。コンビニエンスストアや道の駅などの駐車場の片隅で車が充電している様子を目にした人もいるはず。あれは車載リチウムイオン電池に充電しているのです。