加工技術情報
2024.06.03
知っておいて!スワコーが誇るこの部品 ~飛散防止・反射防止・指紋防止フィルム~
本日もスワコーのブログをご覧いただきありがとうございます!今、皆さんのお手元にスマートフォンはありますか?「あるよ!」と言う方、その画面に何かフィルムを貼っていませんか?「貼ってあるよ!」と言う方、ソレです、今回のお話は。皆さんのスマートフォンを守る飛散防止・反射防止・指紋防止フィルムでも、実はスワコーは活躍しています。
飛散防止・反射防止・指紋防止フィルムが必要な製品
一番身近な製品はスマートフォン
それ以外には、主にカーナビゲーションシステム、CID(センターインフォメーションディスプレー)にも用いられています。なお、飛散防止とは破損した画面のガラスが飛び散るのを防ぐこと。反射防止は光の反射で画面が見にくくなるのを防ぐこと。指紋防止は画面操作で指が触れた際の汚れの付着を防ぐことを意味しています。
スワコーの飛散防止・反射防止・指紋防止フィルムの強み
★寸法精度がきわめて高い!
フィルムを画面にはめ込むために寸法の誤りは厳禁。当然、スワコーはその寸法精度の高さを誇ります。プラスマイナス0.05mm以下の寸法精度もお手のもの。切削加工をはじめとする高い加工技術で実現しています。
★クリーンルームで異物を排除!
特に反射防止の観点で異物混入は厳禁。そこで、スワコーはクリーンルームで加工。ほこりや異物の付着を決して許しません!そのクリーンルームですが、医療機器などにも使われるほどの高いレベル、具体的には公称Class10000(実管理値3000以下)で管理しています。
あらためて、スワコーの飛散防止・反射防止・指紋防止フィルムの特徴をご紹介!
■AG、AR、LR、AFなど各種コーティングを施したハードコートフィルムを、硬度に応じてプレスやレーザーにて加工。気泡やクラックの発生を抑えます。
■SRFフィルムに代表されるPET基材。透過率に優れ、ブラックアウト対策に使われるTAC基材に対する加工実績が豊富です。
■モバイルサイズから、シームレス&カーブドディスプレイでの1000mmを超える大型サイズまでクリーンルームで加工します。
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スワコーの得意分野はOCAや光学フィルムの加工にとどまりません。たとえば「電磁波シールド材」もその1つ。電磁波がもたらす機器の誤作動や故障、通信障害といった問題解消に、高度な加工技術で貢献しています。スワコーでは銅やアルミなどの金属箔、電波吸収体の単体加工、両面テープを用いた樹脂フィルムとのラミネート加工、一部アース露出、曲げ加工などフレキシブルに対応可能。シールド材でお困りの際もスワコーへ!