加工技術情報
2024.06.17
イマドキのあたりまえをスワコーがサポート ~「車にリチウムイオン電池はあたりまえ」後編~
車載用リチウムイオン電池の部品加工に関するスワコーの強みをご紹介した前編。それに続く後編では、お客様からどういったオーダーがあるのかをご紹介します。あなたご自身が車載用リチウムイオン電池で抱える困りごとを当てはめながら、お読みになってください。
そもそも……
車載用リチウムイオン電池の部品加工でスワコーが必要な理由
ズバリ、安全のため!
車載用リチウムイオン電池には、以下のような危険性があります。
■充電しすぎ・放電しすぎによる熱暴走⇒電解質が発火する恐れ
■発熱による電池内部の圧力上昇⇒電池が破裂する恐れ
■電気自動車の衝突事故による衝撃で電池内部が熱暴走⇒車両火災につながる恐れ
これらのリスクを回避し安全性を確保するためのさまざまな対策部品。それらをスワコーは高い技術力で加工しています。
お客様からの要望例
(1)「こういった材料をこういう形状に加工してほしい」
マイカ、断熱紙、耐熱スポンジ、耐熱ゴム、シリコーンなど、お客様が望む材料はさまざま。それらにスワコーはしっかり対応します。そして「こういった形状」で多いのはやはり大型。もちろん大型加工設備があるので問題なし!
(2)「こういう要求や特性を満たす材料を提案してください」
車載用リチウムイオン電池の設計に試行錯誤する中、「このメーカーのこの材料」というピンポイントの要望ではなく、「この目的に合う材質は何か」といった相談もしばしば。スワコーの豊富な実績でしっかりご提案しますのでご安心を!
(3)「こういうものがほしいのですが……できますか?」
ラフな形状図を片手に「どうしたら」という漠然としたお悩みにも寄り添います!コンセプトが固まっていない部分、未知の部分に対しても、材料、形状、作り方など、きっちりご提案し、理想の車載用リチウムイオン電池実現に向け伴走します。
スワコーの思い
ご提案のその先に生まれる「もっとこうしたい」「こうできないか」というさらなる願い。スワコーは大歓迎です。お客様の願いを叶えるべく、私たちは日々勉強を怠らず、常に準備を整えています。ぜひ、車載用リチウムイオン電池のご相談はスワコーへ!
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地球環境問題に配慮した脱石油の動き。そこから生まれた電気自動車を支えるのが「リチウムイオン電池」です。従来の電池よりも軽くて小さいながらも、非常に大量の蓄電が可能。しかも、放電後は充電できるので、繰り返し使えるのも利点です。コンビニエンスストアや道の駅などの駐車場の片隅で車が充電している様子を目にした人もいるはず。あれは車載リチウムイオン電池に充電しているのです。