加工技術情報
2024.06.19
スワコーが手掛ける加工の世界 ~フィルム切削加工~
仕上がったフィルム製品を見て、「いまいちクオリティが……」と感じる要因。その1つが切削加工です。製品を形作る重要な工程のため、加工会社の実力が問われる部分とも言えるでしょう。そこで登場するのがスワコーです!当社の強みを自慢させてください!
スワコーで切削加工を行う2つのメリット
★お求めの寸法に仕上げます!
当社はお客様がご要望した製品仕様に基づき、狙い通りの外形を作り出すことができます。その一因となっているのが、「エンドミール」と呼ばれる切削刃。そして、そのエンドミールを取り扱える技術も持ち合わせているからです。プログラミング制御により、目当ての寸法へとターゲティング。微調整を行いつつ、理想の仕上がりを実現します!
★断面の美しさを実現します!
打抜きやレーザー加工を行った結果、「何か粗いなぁ……」と不満に思ったことはありませんか?量産には向いているものの、一つひとつの品質を求める方にはアンマッチ。その点、当社であれば、切断面クラックや糊かけを極限まで抑えることができます。実は特許出願中です!
\こんなニーズに合うかも!/
デザイン性も求められつつある昨今のフィルム業界。フィルムの粗い断面が、ユーザーの目に入ってしまうこともしばしば……。「質の悪いものをユーザーに見せたくない!」というお客様には、スワコーによる端面切削がおすすめ!迷わず選べる技術です!
スワコーで実現できるワケ
思いをカタチにできる唯一無二の機械が誕生!
当社専用の加工機械を持っているからです。これは「きれいなものを作りたい!」という一心で実現した特注マシン。私どもの思いに共感してくれたメーカーと、共同開発を行いました。開発期間はなんと1年半!同業他社も切削加工を行っているとは思いますが、当社と同じクオリティを出せる機械はそうそうありません!
マッチするのはこんなお客様!
まずはデザイン性を高めたいお客様。そして、断面品質に光学的な課題を抱えているお客様にはピッタリです!断面品質の悪さは、光の乱反射に繋がります。例えばディスプレイ。ユーザーへ商品本来の光を届けたいのに、その流れを阻害してしまう可能性もゼロではありません。しかし、当社ならば解決可能!「本当にここに製品の端があるの!?」というレベルの美しさを誇ります。ぜひその目で確かめてみてください!
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電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池には「小型で軽量ながら大量の蓄電が可能」「充電可能」「長寿命」といったメリットがあります。一方で難点も。その1つが発火の危険性です。たとえば車両が事故を起こしてリチウムイオン電池にダメージが加わった場合、熱暴走によって発火につながる恐れも。対策のために車載リチウムイオン電池には絶縁体や熱電熱シートといった部材が欠かせません。