加工技術情報
2024.08.19
迷わず、ためらわず、まずはスワコーにひと声かけて!~抜き加工の場合~
いつもスワコーのブログをご覧いただきありがとうございます!今回は以前の7月17日発行記事「スワコーが手招く加工の世界~精密抜き加工~」でも触れた「抜き加工」について今一度お伝えたいことが……。それは「外形基準ではない精密な抜き加工をしたい」というご要望を、迷わず、ためらわずにまずはスワコーへ寄せてほしいということです。スワコーが誇る画像補正プレスで、あなたのご要望をしっかり実現します!では、まずは画像補正プレスの特長からチェックしていきましょう。
スワコーの画像補正プレスの特長
カメラによる、その名の通りの「画像補正」でズレなくプレス!
加工の最初の段階で材料をポンと置いた際に基準の点(マーク)をつけます。「このマーク製品にズレがなければ正しくプレスできる」という印です。そのマークに対して材料が常に正しくセットされているかを、カメラで読み取り、ズレを認識した場合は自動的に正しい位置に調整して、寸分たがわぬ精密な抜き加工を実現しています。
しかも、画像補正のプレス機を2台所有!
それぞれサイズが違う機械を有しており、最大500mm幅までの抜き加工が可能です。他社でそこまで大きな画像補正プレス機を持っているところはなし!ですから、大きなサイズでも位置を補正して抜けるのはスワコーならではの強みと自負しています。
たとえば、こういったお客様はぜひお声がけください!
「外形基準ではない抜き加工をしたいなぁ……」
ほんの一例ですが、ICチップ・ICタグを製造するお客様から「この100mm角のプリントフィルムを90mm角に抜きたい」というご要望があり、画像補正プレス機で対応しました。配線パターンが印刷されている合成樹脂フィルムというような、「あらかじめ何らかの加工や印刷が施されている製品」。その外形をあらかじめ施された印刷やパターンを基準に、精密に抜き加工したい場合に最適なのが、スワコーの画像補正抜き加工なのです!
\2台の画期的な画像補正プレス機とともに、お声がけをお待ちしています!/
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電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池には「小型で軽量ながら大量の蓄電が可能」「充電可能」「長寿命」といったメリットがあります。一方で難点も。その1つが発火の危険性です。たとえば車両が事故を起こしてリチウムイオン電池にダメージが加わった場合、熱暴走によって発火につながる恐れも。対策のために車載リチウムイオン電池には絶縁体や熱電熱シートといった部材が欠かせません。