加工技術情報
2024.08.28
迷わず、ためらわず、まずはスワコーにひと声かけて!~ロータリー加工の場合~
本日もスワコーのブログをご覧いただきありがとうございます!今回の「迷わず、ためらわず」シリーズ(略して「まよため」)のテーマはロータリー加工。主に遮光・反射部品やOCAの加工で役立つ加工技術。以前にもこのブログで紹介していますが、あらためてスワコーの強みをお伝えして、「ロータリー加工にスワコーあり!」をアピールしたいと思います。
スワコーのロータリー加工の特長
加工スピードが速い!
通常のプレス加工は「材料を置く⇒型で抜く」の繰り返しで、当然「置く⇒抜く」の間にちょっとしたタイムロスが発生します。一方、ロータリー加工は材料が送り込まれるのと合わせて、ぐるぐると回転する型でカットしているので、ロスタイムはなし。貼り合わせと不要部分の除去も連動して実行できます。つまり、スピーディーな大量生産が可能!タイトな納期にも対応しやすい加工方法です。
ピナクル型の使用でコストを抑えられる!
一般的なロータリー機で使用する型は、大きなシャフトから刃を削り出して作成するため、コストの高さが難点です。それに対し、スワコーのロータリー機は低コストのピナクル型を装着できるのが強み。マグネットロールで刃の部分だけを作り、金属の円柱に磁石の力で固定したピナクル型を機械にセットして動かすのです。「試作段階であまりコストをかけたくない……」と悩むお客様には、低コストで試作を行えるのが利点です。
たとえば、こういったお客様はぜひお声がけください!
「ひとまずコストを抑えて試作して、量産に移行したときスピーディーにできたら……」
前述したスワコーの強み以外にも「材料送り方向の寸法も精度良く加工可能」「材質や厚みに合わせて刃物の種類・角度などの選定を行い最適な抜型で加工」「ロータリー加工は点でカットするため、切り口がより一層きれい」といったメリットもあります。
\自社開発のロータリープレス機とともに、全力でお悩みと向き合います!/
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電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池には「小型で軽量ながら大量の蓄電が可能」「充電可能」「長寿命」といったメリットがあります。一方で難点も。その1つが発火の危険性です。たとえば車両が事故を起こしてリチウムイオン電池にダメージが加わった場合、熱暴走によって発火につながる恐れも。対策のために車載リチウムイオン電池には絶縁体や熱電熱シートといった部材が欠かせません。