加工技術情報
2024.09.04
迷わず、ためらわず、まずはスワコーにひと声かけて!~曲げ加工の場合~
スワコーのブログから「相談してみようかな……」と興味をもっていただけるだけでも嬉しい限り!いつもブログをご覧いただきありがとうございます。実はブログ経由でご縁をいただいてスワコーの技術をご案内する中で、「お!」と多くのお客様が目を見開く技術はいくつもあるのですが、その1つに「曲げ加工」があります。あらためてその強みをお知らせしますので、ぜひ覚えておいてください!
スワコーの曲げ加工の特長
戻り(スプリングバック)を抑える!
曲げ加工でありがちな問題が、「素材を指定の角度に曲げてもらったのに、時間の経過とともに角度が変化する」。たとえば、平面のポリカーボネートを45度に曲げたのに、50度、60度……と少しずつ開いてしまう「戻り」の問題です。
スワコーの曲げ加工はこの問題とは無縁!合成樹脂に熱をかけて仕様通りの角度に曲げる「熱曲げ加工」で戻りを抑制。お客様の要望通りの角度・形状を維持します。
コストも抑える!
たとえば「立方体の部品の全面を合成樹脂の箱で囲んで絶縁したい」という場合。一般的な「溶かした合成樹脂を型に流し込んで成型」となると、箱の形をした立体型のコストがネックです。「コストがかかったからもったいない」と仕様変更できず1つの型を使い続けたり、試作段階ゆえに高価な型をつくるのをためらったり……。
そうしたお悩みもスワコーは無縁です!なぜなら、1枚の合成樹脂を折り紙のように曲げ加工して成型するから。立方体を平面に展開した抜き型さえあれば良いのです。樹脂を流し込む立体型に比べ、抜き型は非常に低コストのため、仕様変更も容易で、試作も気軽に行えるのが利点です。
\熱曲げ加工自体を行なうロボットもトライアル中!/
たとえば、こういったお客様はぜひお声がけください!
「電気機器内部のこの部品を形状に沿って絶縁部品で覆えたら……」
1枚の合成樹脂を熱曲げ加工で折り曲げることで、複雑な形状でも仕様通り絶縁部品に加工します。クリーンルームでの加工で電気を通す異物もシャットアウト!費用面でもお得です。
\絶縁部品を安価で高精度の熱曲げ加工で。あなたのお声がけ、お待ちしています!/
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地球環境問題に配慮した脱石油の動き。そこから生まれた電気自動車を支えるのが「リチウムイオン電池」です。従来の電池よりも軽くて小さいながらも、非常に大量の蓄電が可能。しかも、放電後は充電できるので、繰り返し使えるのも利点です。コンビニエンスストアや道の駅などの駐車場の片隅で車が充電している様子を目にした人もいるはず。あれは車載リチウムイオン電池に充電しているのです。