加工技術情報
2024.10.21
あなたの世界をちょっとヨクスル~スワコーの精密抜き加工編~
本日もスワコーのブログへのご訪問、ありがとうございます!お久しぶりの「ヨクスル」シリーズ、今回は少し趣向を変えて、世界をヨクスル「もの」を作る「加工技術」がテーマです。着目するのは「精密抜き加工」。そう、ポイントは「精密」です。精度高く部品を加工するなら、スワコーにお任せあれ!
「精密に抜く」をとことん追求!
POINT1:画像補正プレスを実現!
加工機に備えつけられたカメラによる画像補正機能で、自動的に位置を調整しながら抜いていきます。精度はなんと±0.05mmという高レベル!しかも、無駄が一切なくなりますから、お客様のコスト負荷も軽減!
POINT2:大きなサイズも画像補正でプレス!
精密加工を実現する画像補正プレス機。実はサイズ別に対応できるよう、機械を2台保有しています。現在、最大500mm幅までの抜き加工に対応可能。大判サイズも狂いなく、精密に、抜きます!
POINT3:バリレス加工、大得意です!
型抜きの際、バリが極力出ないようにカットする「バリレス加工」。断面はざらついていたり、切断部周辺が少し盛り上がっていたりと、バリがあると、たとえば遮光部品の性能は格段に落ちます。そこでスワコーのノウハウと設備の出番!バリレスを実現し、精密な部品を提供します。
POINT4:テーパー加工も大得意!
ドーナツ形状が特徴の、レンズ/CMOS用フィルム「遮光ワッシャー」。そのドーナツ形状の内径の断面を斜めにカットする技術=テーパー加工もスワコーの得意分野。テーパー加工がゴースト防止に奏功します。
⇒バリレス加工+テーパー加工=バリレステーパーカットも実現!
\スワコーの精密抜き加工がキラリ輝く!/ 加工例
◎遮光ワッシャー レンズ/CMOS用
特にミラーレス一眼カメラや一眼レフカメラといった高性能カメラに多用されています。余計な光をレンズ内に入れないために使用する遮光ワッシャーは、1000万画素時代において、より高精度でなければなりません。そこでスワコーのバリレステーパーカットが、必ずお役に立ちます!
◎ICチップ・ICタグ
「ICチップ用に100mm角のプリントフィルムを90mm角に抜く」といった場合に、画像補正プレス機が大活躍。あらかじめ何らかの加工や印刷が施されている合成樹脂を、一定のパターンを基準に、精密に抜きます!
\寸法精度に対し常に高評価!クリーンルームで異物混入防止も徹底!/
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スワコーの得意分野はOCAや光学フィルムの加工にとどまりません。たとえば「電磁波シールド材」もその1つ。電磁波がもたらす機器の誤作動や故障、通信障害といった問題解消に、高度な加工技術で貢献しています。スワコーでは銅やアルミなどの金属箔、電波吸収体の単体加工、両面テープを用いた樹脂フィルムとのラミネート加工、一部アース露出、曲げ加工などフレキシブルに対応可能。シールド材でお困りの際もスワコーへ!