加工技術情報
2024.11.13
コスト感覚も最重要!~「原価低減」の取り組み紹介 その2~
本日もスワコーのブログをご覧いただきありがとうございます!スワコーが高い技術力と同様に最重要視している「コスト感覚」。今回も実際の原価低減の取り組みをご紹介します!
【事例03】購買課
原価低減に対する考え
多くの利益を生む
単純に材料が見積もりよりも安く購入できれば、原価が下がる分、利益につながります。
具体的な取り組み
①価格交渉
先方から「ノー」はなし!こちらの提示額をそのまま受け入れていただけたり、「ここまでなら」という中間値を提示していただけたりしています。
②相見積もりを取る
2~3社から見積もりを取り、運賃も含めたトータルで最安値を選択します。
③ある程度のまとめ買いや、購入単位の見直しを行う
以前「10m巻きと50m巻きで価格は変わる?」と見積もりを取ると、2倍弱で買えると判明。年間100万円超のコスト削減に!
④長期的視点で目先の割高もやむなし
「単価は安いが20枚からの販売」と「割高だが1枚から販売」を比較するとき、使用頻度や使用期限次第では、目先割高でも後者を選択。在庫を抱えるのも、使用期限切れで在庫を捨てるのも、コストの無駄!
\「安かろう、悪かろう」は厳禁!確かな品質が大前提!/
【事例04】製造課
原価低減に対する考え
業績アップへの直結ルート
原価が下がれば安価な提供が容易となり、売り上げアップと会社の業績に結びつきます。
具体的な取り組み
①休眠機械の活用
担当する樹脂ワッシャー製造で、予備機と捉えていた機械を常時稼働化。2台体制への移行で、1日の製造数量が1.75倍まで増加!
②特定顧客案件の早期製造対応が実現
これも2台体制に伴う効果。生産のタイムコストは従来から半分近くまで低減。
③フレキシブルな人員配置
生産時間の短縮で余力が生まれ、他案件への応援も可能に。各現場で人件費に対するパフォーマンスが上がり、全体の生産効率アップも!
\眠れる機械が新たなコストカットの手段になるかも!/
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地球環境問題に配慮した脱石油の動き。そこから生まれた電気自動車を支えるのが「リチウムイオン電池」です。従来の電池よりも軽くて小さいながらも、非常に大量の蓄電が可能。しかも、放電後は充電できるので、繰り返し使えるのも利点です。コンビニエンスストアや道の駅などの駐車場の片隅で車が充電している様子を目にした人もいるはず。あれは車載リチウムイオン電池に充電しているのです。