加工技術情報
2024.11.18
5S活動の2項目にフォーカス!「定置」「定量」「定品」 電気自動車、半導体分野に本気で挑むスワコーの、「三定強化」への取り組み
本日もスワコーのブログをご覧いただきありがとうございます!スワコーの社内的な取り組みをご紹介する企画、最後の第3弾は、5S活動に代表される、製造現場の整理整頓。スワコーでは、「定められた位置」で、「定められた量」、「定められた品物」を管理できる環境づくりを目指しています。前編では、整理整頓の重要性について、後編では、実際の取り組み内容をメインにお伝えします!
スワコーの「定置」「定量」「定品」
整理整頓にフォーカス!どこに何があるか、誰にでもわかる環境を目指す
「5S活動」とは、皆さんご存知のとおり、製造現場や医療現場などで重視されている「整理・整頓・清掃・清潔・躾」のこと。スワコーでは、2024年4月以降、このうちの「整理」と「整頓」をより強化しています。「定められた位置」で、「定められた量」、「定められた品物」を管理する体制づくりを目指し、さまざまな取り組みに着手しています。
不適切な場所にモノを放置するデメリット
「永遠に片付かない場所」になり、生産性もダウン……在庫過多に陥ることも
デメリットその1.スペースの無駄遣い
ついつい「とりあえずここに……」と、何も考えずにモノを置いてしまいがちですが、それでは全員がモノの所在を把握できる環境は作れません。一時置きしてしまうと、そこは「何でも置いて良い場所」になり、永遠に片付かないのです。スペースを有効活用できず、生産性にも悪影響を及ぼします。
デメリットその2.在庫管理ができず、コスト増になる
同じモノを同じ場所に保管していないと、正確な在庫管理ができません。想定以上の在庫を抱えてしまいます。また、“探す”という動作が増えることで、コスト面での無駄も生じます。
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電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池には「小型で軽量ながら大量の蓄電が可能」「充電可能」「長寿命」といったメリットがあります。一方で難点も。その1つが発火の危険性です。たとえば車両が事故を起こしてリチウムイオン電池にダメージが加わった場合、熱暴走によって発火につながる恐れも。対策のために車載リチウムイオン電池には絶縁体や熱電熱シートといった部材が欠かせません。