加工技術情報
2024.11.25
あなたの世界をちょっとヨクスル ~ロータリー加工編~
本日もスワコーのブログへのご訪問、ありがとうございます!スワコー自慢の加工技術でお届けする「ヨクスル」シリーズ。今回のテーマはロール状の材料加工に最適な「ロータリー加工」です。お伝えしたくてウズウズしているので、先に言っちゃいます!「試作のコスト低減」や「加工のスピーディーさと高品質の両立」には、スワコーのロータリー加工がドンピシャです!
\厳選!/ スワコーのロータリー加工の自慢ポイント・3選
POINT1 「点」でカットして美麗な端面!
面でカットするプレス加工よりも、点でカットするロータリー加工は切り口の美しさが特長。微細なざらつきや歪みもなく、より一層きれいな端面に!
POINT2 加工がスピーディー!
プレス加工につきもののちょっとしたタイムロス。材料が送り込まれるのと合わせて、グルグルと回転する型でカットするロータリー加工には無縁です。しかも、貼り合せと工程材除去を連動してスムーズに実行するから、非常にスピーディー。タイトな納期にも対応しやすいのも利点です。
POINT3 試作のコストを低減!
材質や厚みに合わせた最適な刃の部分をマグネットロールで作成。その刃を金属の円柱に磁石の力で固定した輪転ピナクル型を、ロータリープレス機にセットして加工します。「型のすべて」ではなく「刃の部分だけ」なので、低コスト。「試作段階であまりコストをかけたくない……」というお客様のお悩みを解消します!
3つのポイントが実現できるのは、自社開発のロータリープレス機があるからこそ。
加工実績のある部品のほんの一部をご紹介!
■スマートフォンやタブレットなどの情報端末部品
■カーナビゲーションシステムのディスプレイといった車載用部品
それらの反射シートや保護フィルムなどを加工しています。
\光学フィルムの加工にスワコーのロータリープレス機が大活躍!/
ココも要チェック!
ロータリー加工を行う際、材料幅方向の寸法は輪転ピナクル型の精度に依存します。材料送り方向の寸法は輪転ピナクル型と、さらにはロータリープレス機そのものの精度に依存します。スワコーは材料に最適な輪転ピナクル型と、自社開発のロータリープレス機で寸法精度もバッチリです。
\高精度・高品質な加工をお約束します!/
———————————————
地球環境問題に配慮した脱石油の動き。そこから生まれた電気自動車を支えるのが「リチウムイオン電池」です。従来の電池よりも軽くて小さいながらも、非常に大量の蓄電が可能。しかも、放電後は充電できるので、繰り返し使えるのも利点です。コンビニエンスストアや道の駅などの駐車場の片隅で車が充電している様子を目にした人もいるはず。あれは車載リチウムイオン電池に充電しているのです。