加工技術情報
2024.12.18
「お願い!スワコーさん!」~ぜひ参考にしてください!実際に寄せられたご相談・vol.01~
いつもスワコーのブログをお読みいただき、ありがとうございます!好評企画の1つ、「『こんな質問、大丈夫?』もちろんです!あなたのお悩み、まずスワコーへ!」が2024年10月16日に第10弾に到達しました。ご紹介した実例はなんと20!1つの節目を迎え、感無量です。とはいえ、ご紹介したい実例はまだまだ。そこで、気持ち新たに、タイトル新たに、ご紹介します!
<ご相談 #01> 「環境関連資料の提出日、早めてもらえませんか?」
「環境関連資料」とは、材料の成分表、材料に有害な物質が含まれていない証明書などを、法律や条例に則って正しくまとめた資料です。スワコーが加工する部品、たとえば医療機器向けにシリコーン材を加工した部品を、依頼されたお客様に納品する際に必ず添えます。お客様が、医療機器製造の次の工程を担当する企業へ部品を出荷する際に「この部品は環境上安全です」と、出荷先に証明できる大事な資料なのです。
その環境関連資料を「次の工程を担当する企業への部品出荷を早めたいから、環境関連資料の作成も早めてもらえたら……」と相談されることもあります。
\どうする、スワコー?/
別資料の活用や事前の入念な資料収集で対応しています!
そもそも複数の資材メーカーから資料を集めなければならないため、余裕をもって着手しています。また、同じ材料で以前に別の環境資料を作成していた場合には、その資料を参考にしたり、定期的な環境調査であればあらかじめ動いて資料を収集したり。そうしてできる限りご要望に沿えるよう努めています。そのかいあって、お客様から寄せられる「期日通りに出荷できて助かりました」といったお礼の声は尽きません。
ぜひ「chemSHERPA」の活用を!
「chemSHERPA」、環境関連担当の皆さんはご存じだと思います。chemSHERPAの情報ファイル1つで効率良く資料を作成でき、環境調査業務そのものも楽になります。スワコーもchemSHERPAの資料を出していただけると早く対応できますので、ぜひご活用ください。
\「レスポンスは早く、日時などの内容を明確に」をモットーに対応しています!/
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電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池には「小型で軽量ながら大量の蓄電が可能」「充電可能」「長寿命」といったメリットがあります。一方で難点も。その1つが発火の危険性です。たとえば車両が事故を起こしてリチウムイオン電池にダメージが加わった場合、熱暴走によって発火につながる恐れも。対策のために車載リチウムイオン電池には絶縁体や熱電熱シートといった部材が欠かせません。