加工技術情報
2025.01.13
スワコーが手招く加工の世界・リターンズ!~熱ラミネート編~
本日もスワコーのブログをご覧いただきありがとうございます!今回の「手招き・リターンズ」の主役は「熱ラミネート加工」。これまで何度かスワコーのラミネート加工を紹介してきた中、「あれ?熱ラミネートは紹介していないよ……」と、今さら気づいた次第です。複数の合成樹脂を貼り合わせて樹脂フィルムや樹脂板を加工するのが得意なスワコーなのに、なんたる不覚……。この場を借りてきっちり紹介させていただきますので、ぜひお見知りおきを!
\押さえておこう!/ スワコーの熱ラミネート~3つのポイント~
◎500幅のロールものもOK!
過去には300幅×長さ50mのロールものを貼り合わせたことも。専用機械は500幅まで対応可能です!
◎熱ラミネート加工からその後の加工もOK!
たとえば、ラミネート加工後に抜き加工も合わせてお願いしたいというケースも。また、お客様のご要望に応じて最適な加工方法もご提案できます。まずはご相談を!
◎試作もご遠慮なく!
過去には、たとえば自動車部品メーカーからバッテリー関連部品の試作の依頼があったり、資材メーカーから「この温度で熱ラミネートを試してほしい」という依頼があったり。試作もお気軽にご相談ください。
【スワコーのプラスアルファ】合成樹脂加工のノウハウを蓄積
表裏に使用する材料。中間層の材料。接着フィルムや接着剤。熱ラミネート加工ではそれらの材質によって、圧着時の熱の温度、ローラーを回すスピードを変える必要があります。
適切な温度、圧力、ローラースピードでなければ、接着力が弱くてフィルムの層がはがれてしまったり、接着剤の溶解にむらが出て表面に凹凸ができたり、表裏の材料が溶けてしまったりなど、さまざまな不具合が発生する恐れがあるからです。
スワコーは長年の加工実績を有します。加えて、日々さまざまな実験を繰り返しています。すなわち、スワコーは使用材料に対する最適な数値を含め、豊富な加工ノウハウを蓄積しているのです!
\試作も、量産も、まずはご相談を!スワコーはお客様にトコトン寄り添います!/
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地球環境問題に配慮した脱石油の動き。そこから生まれた電気自動車を支えるのが「リチウムイオン電池」です。従来の電池よりも軽くて小さいながらも、非常に大量の蓄電が可能。しかも、放電後は充電できるので、繰り返し使えるのも利点です。コンビニエンスストアや道の駅などの駐車場の片隅で車が充電している様子を目にした人もいるはず。あれは車載リチウムイオン電池に充電しているのです。