加工技術情報
2025.01.29
スワコーが手招く加工の世界・リターンズ!~クリーンルーム加工編~
いつもスワコーのブログをご覧いただきありがとうございます!おかげさまで大好評の「手招き・リターンズ」。今回はクリーンルーム加工にスポットライトを当てます。以前ご紹介しましたが、新しくスワコーを知ってくださるお客様が多くおられるということで、あらためて自慢ポイントをドドンと紹介させてください!
\押さえておこう!/ スワコーのクリーンルーム加工の重要ポイント~
◎車載用のディスプレイに、情報端末部品、光学機器部品など幅広く対応!
要は「まずはご相談ください」とお伝えしたいのです!分野だけでなく、大きさ、材質なども幅広く対応可能。ちり・ほこり厳禁のデリケートな部品加工にクリーンルームを!
◎管理レベルはClass3000以下!
クリーンルームの室温は21℃で、湿度も一定。管理レベルはFED規格のClass10000で設計されていますが、実力値はそれよりもはるかに高い3000以下。UVカット環境なのは言うまでもなし!
◎Class100~500のレベルで検査!
クリーンルームの検査エリア(クリーンベンチ)のレベルはなんと100~500!Class3000をはるかに上回る超ハイクラスですから、微細な異物に悩む心配なし!
◎ルーム内20か所でクリーン度を測定してハイクラスを維持!
空気中のクリーン度を測定する機械「パーティクルカウンター」を室内20か所に設置。床上約1mを基準に、空気中に異物が混入していないか測定して、クリーンルーム内を常に正常に保っています。
◎目視確認も欠かさず異物を排除!
どれほどハイクラスのクリーンルームでも、微細なほこりが付着する場合もあり、当然取り除きます。しかも手作業で!目視で、ときにルーペも使って、製品をまんべんなく確認して、0.1mm以下の異物も見逃しません。
\訓練を受け合格した者のみが検査員に!養成に時間を要しても、一切手を抜かない!/
【スワコーのプラスアルファ】地道な取り組みがクリーンへの第一歩!
クリーンルームの清掃は、必ず朝と昼すぎの2回実施。ほこりの出にくい専用モップで床を丁寧に水拭きしています。作業者はクリーンルーム用のウェアに着替え、粘着クリーナー(コロコロ)でほこりを除去し、エアーに入ってからクリーンルームに入室。そのエアーのフィルター掃除も最低月1回は必ず行います。
\「クリーン=清掃」がやはり基本!スワコーメンバーは基本こそ、大切にします!/
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スワコーの得意分野はOCAや光学フィルムの加工にとどまりません。たとえば「電磁波シールド材」もその1つ。電磁波がもたらす機器の誤作動や故障、通信障害といった問題解消に、高度な加工技術で貢献しています。スワコーでは銅やアルミなどの金属箔、電波吸収体の単体加工、両面テープを用いた樹脂フィルムとのラミネート加工、一部アース露出、曲げ加工などフレキシブルに対応可能。シールド材でお困りの際もスワコーへ!