加工技術情報
2025.03.17
あなたの世界をちょっとヨクスル ~絶縁フィルム編~
本日もスワコーのブログをご覧いただきありがとうございます!「ヨクスル」シリーズで紹介したセル間スペーサー。その記事の中で「絶縁性能」「絶縁材」というワードが登場しました。今回はその「絶縁」をもう少し深掘りしつつ、「絶縁材のご相談もスワコーへ」と声高にお伝えしたいと思います。「もう少し」と言いつつ2回に分けて、まずは絶縁フィルムからどうぞ!
Q 相談したい絶縁材はEV関連ではないのですが、大丈夫ですか?
A もちろん大丈夫です!
自動車のバッテリーや電気基盤周辺はもちろん、家電製品やOA機器、医療機器、モバイル機器など、さまざまな製品で電源まわりや基板周辺で電気を通したくない場所が存在します。しかも、絶縁したい場所ごとに大きさも形状も多種多様。それらのすべてにスワコーは対応します。
Q どういった素材を絶縁材として加工できますか?
A さまざまな樹脂フィルムを加工できます。
PETに、PC、PI、PP、PE、ABS、PPS、PEEK……。これらはほんの一例で、さまざまな合成樹脂フィルムを加工できます。フィルム単体の加工はもちろん、両面テープでラミネートしたものなど複合加工品の加工もOKです!
Q どのような加工が可能ですか?
A お客様のニーズや条件に最適な加工を施します。
テープ貼り合せ加工、熱曲げ加工などを行い、お客様の望む絶縁フィルムを提供します。
~Check it out!~ スワコーの絶縁フィルム加工・3つの強み
◎折り紙のように曲げ加工!
「1枚の合成樹脂フィルムを折り紙のように曲げていき、バッテリー全体を覆うのにぴったりの箱型絶縁体を成形」といった他社では困難な曲げ加工もスワコーなら可能です。
◎クリーンルームで異物をシャットアウト!
ちりやほこりなどの異物は電気を通す天敵。絶縁フィルムへの付着・混入は厳禁です。そこでスワコーは、医療機器製造レベルのハイクラスを誇るクリーンルーム内で加工して、異物の付着・混入を防止します。
◎両面テープや粘着剤の付与もOK!
「絶縁フィルムを絶縁したい箇所に貼付したい」というケースにも対応可能です。さまざまな特性を有した両面テープや粘着剤からお客様のニーズに適した素材をご提案します。
\樹脂フィルムで絶縁したいなら、スワコーとがっちり縁結び!/
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スワコーの得意分野はOCAや光学フィルムの加工にとどまりません。たとえば「電磁波シールド材」もその1つ。電磁波がもたらす機器の誤作動や故障、通信障害といった問題解消に、高度な加工技術で貢献しています。スワコーでは銅やアルミなどの金属箔、電波吸収体の単体加工、両面テープを用いた樹脂フィルムとのラミネート加工、一部アース露出、曲げ加工などフレキシブルに対応可能。シールド材でお困りの際もスワコーへ!