加工技術情報
2025.06.23
「お願い!スワコーさん!」~ぜひ参考にしてください!実際に寄せられたご相談・vol.10~
本日もスワコーのブログへのご訪問、ありがとうございます!ご好評いただいている「お願い!」シリーズ、これまではやや「材料」に関するご相談例が多めでした。そこで今回は、加工に関するご相談例を1つご紹介します。もしかしたら「あ、これ、うちもお願いしたいな……」と思われるかもしれません。ならば、ご用命は実績のあるスワコーへ!
<ご相談 #12>
「成形品に両面テープを貼り合せた部品を購入したいのですが、対応できますか?」
直近ですと2024年11月、スワコーへのご相談経験のあるお客様から、このようなお問い合わせをいただきました。「部品Aに成型品Bを剥がれ落ちないようにしっかり貼り付けたい。そのためにBに最適な両面テープを貼付した状態で納品してほしい」ということでした。通常、お客様は成形品Bを購入し、別の会社から両面テープを調達して、それらを自分たちで貼り合わせていたそうです。「そのような手間を省きたい」「完成品を納入してもらえれば一番楽だよね」との合理化の観点から、「スワコーさんへ相談しよう」となりました。
\どうする、スワコー?/
両面テープ加工、複合加工、対応可能です!
今回のご相談例では「成形品の調達」「両面テープの自社加工」「成形品に両面テープを貼付する複合加工」をトータルで対応しました。
まずはお客様から具体的な用途や使用環境、サイズなどを細かくヒアリングし、最適な材質や形状をご提案。GOサインが出たら、成形品のメーカーにオーダーを出し、できあがった図面や寸法交差などを確認します。その内容を社内の技術担当者にも共有。技術担当者は成形品メーカーとサイズ確認などさらに入念にやり取りしながら、成形品に最適な両面テープを加工。そして、完成した両面テープを成形品に過不足なく、サイズぴったりに貼付する複合加工を行いました。
納入品のきれいな仕上がりに、お客様からは高評価をいただきました。
\両面テープへのちり・ほこりの付着が厳禁なら、クリーンルーム内での加工もOK!/
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地球環境問題に配慮した脱石油の動き。そこから生まれた電気自動車を支えるのが「リチウムイオン電池」です。従来の電池よりも軽くて小さいながらも、非常に大量の蓄電が可能。しかも、放電後は充電できるので、繰り返し使えるのも利点です。コンビニエンスストアや道の駅などの駐車場の片隅で車が充電している様子を目にした人もいるはず。あれは車載リチウムイオン電池に充電しているのです。