加工技術情報
2025.07.23
「お願い!スワコーさん!」~ぜひ参考にしてください!実際に寄せられたご相談・vol.16~
今日もスワコーのブログへのご訪問、ありがとうございます!「お願い!」シリーズ、回を重ねるごとに続々とご相談やお問い合わせが寄せられ、スワコーメンバー一同、ますます気合いが入っております!今回のような海外工場にまつわるご相談にも真摯に向き合い、なんならフットワーク軽く海外工場へひとっ飛び。ご遠慮なくお問い合わせください。
<ご相談 #18>
「納品された部品を当社で測定してみたら、寸法に誤差が発生したのですが……」
「測定器の違いによる寸法の誤差、調整できませんか?」
お客様の測定器と、スワコーのベトナム工場の測定器が異なるために、測定した値に誤差が生じるケースがあり、営業担当者を通じてご相談が寄せられました。
\どうする、スワコー?/
品質保証部門の担当者、ベトナムへ飛ぶ!
まずは品質保証部門でお客様から詳細に状況や要望をヒアリングし、どのように測定をするのが良いか相談しました。
そこで出た見解をすぐさまベトナム工場へ伝えるとともに、担当者はベトナムへ直行。ベトナム工場にある測定器を何度も動かして手測定を繰り返しながら、「この測定方法であれば数ミクロンレベルの誤差で測定できる」と直に確認しました。
そして、日本へ戻ってベトナム工場での一連の流れと、誤差を削減できたという結果をお客様にプレゼンテーションし、ご了承いただけました。
\お客様からは非常に感謝され、より一層の信頼を得ることができました!/
月の半分をベトナムで過ごすメンバーも!
日本とベトナムでは言葉や文化が異なります。その影響が業務にも波及し、ちょっとした対応方法や考え方の違いにつながることがあります。もちろん、測定の誤差のような品質保証面にも影響します。
そこで品質保証部門は、ベトナム工場への指導や対策に余念がありません。中には7か月間、日本とベトナムとを月に半々で過ごしたメンバーも。実際にベトナムの現状を自分の目で確認し、作業の仕組みやオペレーションを把握しなければより良い指導につながらないと考えるからです。スワコーが誇る高品質・高精度の技術を裏打ちする品質保証に妥協は一切ありません!
\品質問題の調査・対策・処置もお任せ!やりとりは電話もメールもウェブ会議もOK!/
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地球環境問題に配慮した脱石油の動き。そこから生まれた電気自動車を支えるのが「リチウムイオン電池」です。従来の電池よりも軽くて小さいながらも、非常に大量の蓄電が可能。しかも、放電後は充電できるので、繰り返し使えるのも利点です。コンビニエンスストアや道の駅などの駐車場の片隅で車が充電している様子を目にした人もいるはず。あれは車載リチウムイオン電池に充電しているのです。