加工技術情報
2025.10.08
「お願い!スワコーさん!」~ぜひ参考にしてください!実際に寄せられたご相談・vol.18~
本日もスワコーのブログへのご訪問、ありがとうございます!さっそくですが、「お願い!」シリーズ、再開します!振り返りますと、前身の「こんな質問、大丈夫?」シリーズの相談例が20。前回までの「お願い!」シリーズの相談例が19。合計、なんと39例!数多くの相談例をご紹介しましたが、まだまだあります!まずは海外での加工に関するご相談です!
<ご相談 #20>
「海外で部品加工した場合のコストを知りたいのですが……」
「海外で加工して日本に入れたら安くなる?」というコストパフォーマンス重視のご相談。「海外に部品や製品を納入したいから、同じ海外で加工できたら良いかも」という効率重視でのご相談。目的は主にこの2パターンです。新規のお客様、既存のお客様、どちらからも電話やメールで相談が寄せられます。
\どうする、スワコー?/
綿密な事前確認からスタート!
まずは、次のポイントを事前に確認します。
◆納入先=海外日系または外資系企業か、現地拠点か、日本拠点か?
◆進料加工・来料加工(中国で行われている加工貿易制度)が使えるか?
◆取引通貨は?
◆商流=日本企業同士で決済を行いたいか?(物流は海外同士で行うが、売掛買掛関係を日本国内で行う「3国間取引」も含めて)
◆材料=海外の安価材を使えるか?
◆特殊加工=海外工場しかできない特殊加工が含まれるか?
◆数量(海外は加工機及び人員が充実しているため、大ロット品は優位!)
◆品質=一般的なISO9001やISO14001の他に、車載用IATF16949(常熟&越南)や医療用ISO13485など品質管理体制が整っていることは必要か?
以上を入念に確認した上で、さらに仕様などがわかっている場合はそれらも加味して、見積もりを提示。GOサインが出たら、さらに話を詰めていきます。
なお、見積もりはたいてい3パターン用意し、お客様がお財布と相談してどの見積もりを採用するか決める流れです。
スワコーの強みは中国とベトナムにも工場があること!
「ベトナムで製品を組み立てたくて……」というお客様に「当社のベトナム工場で加工できますよ」と伝えると「それは良いですね!」と話が進んだケースも。スワコーは海外工場での加工実績が豊富なのも自慢です!
\おかげさまで、お客様からの「ありがとうございます」もたくさん寄せられています!/
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スワコーの得意分野はOCAや光学フィルムの加工にとどまりません。たとえば「電磁波シールド材」もその1つ。電磁波がもたらす機器の誤作動や故障、通信障害といった問題解消に、高度な加工技術で貢献しています。スワコーでは銅やアルミなどの金属箔、電波吸収体の単体加工、両面テープを用いた樹脂フィルムとのラミネート加工、一部アース露出、曲げ加工などフレキシブルに対応可能。シールド材でお困りの際もスワコーへ!