加工技術情報
2025.11.03
「お願い!スワコーさん!」~ぜひ参考にしてください!実際に寄せられたご相談・vol.23~
いつもスワコーのブログをご愛顧いただきありがとうございます!「初めまして!」の方もご訪問いただきありがとうございます!今回の「お願い!」シリーズは、つい最近寄せられたご相談を例に、あらためてスワコーがお問い合わせをいただいてからどう動くのか、基本的な流れをお伝えします。
<ご相談 #25>
「紙管端面から発生する紙粉をテープで封止したいのですが……」
つい最近、新規のお客様から寄せられた相談です。フィルムが巻かれた紙製の芯(紙管)の端面から、どうしても微細な粉末状の紙が発生して、フィルムに付着するとのこと。付着するとフィルムの性能に支障をきたしかねないため、どうにか防ぎたいとのことでした。
「品質改善できないか」「改良できないか」というご相談に該当し、難易度高めのケースです。こういったご相談は、今回のような新規のお客様はもちろん、既存のお客様からも寄せられます。
\どうする、スワコー?/
次のフローでお悩み解決に動きます!
<1> 検討開始
難易度が高かったり、特殊な技術が必要になったりするケースでは、営業担当者が技術部門の担当者と検討を開始します。
<2>-1 検討内容を詰める
検討内容が具体化してきたら、製造担当も加わってより詳細に話を詰めていきます。
<2>-2 お客様とも打ち合わせ
「このような材料でこの加工方法を検討しています」とご報告するとともに、お客様の意向やニーズを確認するため、打ち合わせを行います。
<3> サンプルを作成
ある程度仕様が固まってきたところで、サンプル品を作成します。第一弾のサンプルをお渡しできるまでの日数は、案件の内容次第です。材料が揃っていれば、2~3日でお渡しできるケースもあります。
<4> サンプル品をブラッシュアップ
お客様にサンプル品を評価していただきながら、ブラッシュアップさせていきます。
<5> 見積もりを作成
ブラッシュアップを重ねて最終的に「これで良いですね」と仕様が固まったら、見積もりを作成します。
<6> 量産化へ
お客様から見積もりにOKをいただけたら、量産化に進みます。
以上が、ご相談を受けてから量産化に至るまでの大まかな流れです。
納期やコストも含めてお客様のご要望をきっちり把握した上で、営業担当、技術担当、製造担当、さらには品質担当が知恵を出し合って製品化を実現します。
\当然、長年培ったスワコー独自のノウハウもフル活用!/
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スワコーの得意分野はOCAや光学フィルムの加工にとどまりません。たとえば「電磁波シールド材」もその1つ。電磁波がもたらす機器の誤作動や故障、通信障害といった問題解消に、高度な加工技術で貢献しています。スワコーでは銅やアルミなどの金属箔、電波吸収体の単体加工、両面テープを用いた樹脂フィルムとのラミネート加工、一部アース露出、曲げ加工などフレキシブルに対応可能。シールド材でお困りの際もスワコーへ!

