加工技術情報
2025.11.24
「お願い!スワコーさん!」~ぜひ参考にしてください!実際に寄せられたご相談・vol.28~
本日もスワコーのブログをお読みいただきありがとうございます!前回、ついにご相談例が30に達した「お願い!」シリーズ。まだまだ紹介したいご相談例がありますので、引き続きおつき合いください。今回は材料の調達や加工から少し離れ、地球環境保護のためにも重要な「品質」に関するご相談例です。
<ご相談 #31>
「材料に物質Aが含有されているとの回答でしたが、なぜ含まれているのでしょう?」
「環境調査の回答を見たら、新たに物質Bの名が。材料の製造工程に変化があった?」
材料の成分を示し、有害な物質が含まれていないことをまとめた「環境調査回答」。この内容に対し、「もう少し詳しく知りたい」というお問い合わせも寄せられます。
\どうする、スワコー?/
材料メーカーに確認してお答えします!
環境調査の回答は材料メーカーが作成していますから、そちらに問い合わせて得た回答をお客様にお伝えします。
基本的にはメールで回答していますが、電話でのお問い合わせに、その場で答えるケースも。お急ぎの場合もスピーディーに電話で対応しています。
回答まで、早ければ1週間弱です!
材料メーカーの回答次第ではありますが、早いときであれば1週間かからないくらいで回答できます。ただし、内容が複雑な場合や、材料メーカーからなかなか情報が開示されない場合は1か月かかるケースもあります。
なお、お客様に製品出荷などの事情がある場合、その旨を材料メーカーに伝えて、可能な限り早い対応をお願いしています。
スワコーで把握している情報は「一次回答」として共有します!
環境調査はさまざまな規制や条約が基準になっています。そのため、お客様からお問い合わせのあった含有物質について、別件で問い合わせを受けて情報を得ていることも。そこで、材料メーカーに問い合わせるとともに、スワコーで把握している情報を「一次回答」としてお客様に共有します。少しでもお客様に安心していただけるようにと考えての措置です。
お客様からは「早く情報をいただけて、その後、メーカーからの回答もいただけて助かりました」とのお声をいただいています。
\情報共有も臨機応変に!これもスワコーの強みです!/
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電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池には「小型で軽量ながら大量の蓄電が可能」「充電可能」「長寿命」といったメリットがあります。一方で難点も。その1つが発火の危険性です。たとえば車両が事故を起こしてリチウムイオン電池にダメージが加わった場合、熱暴走によって発火につながる恐れも。対策のために車載リチウムイオン電池には絶縁体や熱電熱シートといった部材が欠かせません。
