加工技術情報
2025.12.29
あなたの世界をちょっとヨクスル ~スリット加工編~
もう一度、おさらいもかねて紹介します!と、突然失礼いたしました。あらためまして、いつもスワコーのブログをご愛顧いただきありがとうございます!回を重ねた「ヨクスル」シリーズで、次は何をお伝えしようかと考えに考え、今回は2025年1月に初めてご紹介した「スリット加工」をテーマに据えることにしました。今一度、スワコーが手がけるスリット加工のメリットを、ぜひ知ってください!
\ココが強み!/スワコーのスリット加工
◎高精度な加工技術
光学フィルム、絶縁テープなど、どの部品も仕様通りの仕上がりが必須です。そのためには、樹脂フィルムなど使用する材料を正しい長さや幅にカットすることが重要。その高精度なスリット加工をスワコーは得意とします。
材料の質や厚み、特性に応じて、スリット刃の位置を数値で厳密に入力して機械にセット。精度の高い治具を用いて微調整も行い、高精度なスリット加工を実現します。
なお、幅の広い原反から100mm、200mmなどの指定幅で切るのはもちろん、原反から複数の本数を切るのも可能。薄いフィルムも、厚いフィルムも気にする必要なし!
スリット加工後の端面に発生しがちな、バリ、ダレ、カエリなどの不具合も無縁です!
◎クリーンルーム内での加工も可能
光学フィルムやモバイル機器向け部材など、精密さが求められる部品は数多くあります。中には加工の際、微細なちりやほこりが付着するのが厳禁なものも。そこで、スワコーはクリーンルーム内でもスリット加工を行います。異物をシャットアウトできれば、製品の不良率の低減も可能に!
◎コスト低減にも寄与
製品の不良率が低減すれば、再加工などの必要がなくなる分、コスト低減につながります。
また、スリット済みの材料はどうしても値段が高くなりがち。そこでスワコーは自社で原反をスリット加工してコストを抑制しています。
◎豊富な経験と提案力
スワコーは長年にわたり、さまざまな樹脂や金属箔などの材料加工を手がけてきました。その多様な経験とノウハウを生かして、お客様の課題解決に貢献します。どのような材料を、どのようなサイズで、どのような精度で加工したいか……。漠然としたご要望からでも、最適な材料や加工方法をご提案いたします!
\スワコーは精密なスリット加工で、お客様の部品性能を最大限に引き出します!/
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電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池には「小型で軽量ながら大量の蓄電が可能」「充電可能」「長寿命」といったメリットがあります。一方で難点も。その1つが発火の危険性です。たとえば車両が事故を起こしてリチウムイオン電池にダメージが加わった場合、熱暴走によって発火につながる恐れも。対策のために車載リチウムイオン電池には絶縁体や熱電熱シートといった部材が欠かせません。
