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2026.05.16
スマートフォンの熱対策を支える「熱拡散シート」の加工|自動実装を効率化する多軸ロータリー加工
スマートフォンの多機能化や5G通信の普及に伴い、筐体内部の高密度実装は極限まで進んでいます。これに比例して、プロセッサやカメラモジュール、バッテリーから発生する「熱」をいかに効率よく拡散させ、製品寿命と安全性を守るかが、端末設計における最優先課題となっています。
この熱マネジメントの主役となるのが、グラファイトシートや金属箔を用いた「熱拡散シート」です。スワコーでは、これらの高度な放熱材料を、多軸ロータリー加工ラインで生産効率を最大化して提供しています。
1. スマートフォンの多機能化と筐体内部の熱管理課題
スマートフォンの薄型化と高性能化の両立において、局所的な発熱(ホットスポット)の解消は避けて通れません。
- 処理能力向上による発熱量増加:CPUやGPUの負荷増大により、発生した熱を素早く筐体全体へ逃がす必要があります。
- 狭小スペースへの対応:内部スペースが極限まで限られているため、極薄かつ高機能な熱拡散材を、正確なサイズで隙間なく配置することが求められます。
これらの部材が本来の性能を発揮するためには、材料自体の性能だけでなく、加工段階での「異物品質」が非常に重要になります。
2. 高機能熱拡散シートの品質を左右する「多軸ロータリー加工」
スワコーでは、長尺のロール材を「多軸ロータリー加工」技術を駆使し、熱拡散シートを供給しています。
精密な加工精度と端面の平滑性
熱拡散シート(特にグラファイトや銅箔など)の加工において、刃先の管理が不十分だと、端面にバリや微細な欠けが発生します。スワコーの精密加工は、材料の構造を壊さず、滑らかな断面を実現します。
異物品質の安定化
多軸ロータリー加工機を使用することで、複数工程の製品でも材料を投入すると完成品ができあがります。異物が付着する時間を短縮することで、「異物不良」を激減させることが可能になります。
3. 粘着剤のはみ出し抑制とクリーンルームによる品質管理
粘着層を持つ熱拡散シートの加工において、最も警戒すべきは「糊(粘着剤)のはみ出し」です。
断面からの糊はみ出し防止
加工時に粘着剤がはみ出すと、製品同士がくっついたり、加工設備に糊が付着して停止(チョコ停)を招いたりします。スワコーは、独自の加工条件の設定により、断面からの糊はみ出しを極限まで抑制し、安定した品質をサポートします。
ISO Class 7 クリーンルームでの製造
高度に管理されたクリーンルームにて加工を実施。熱伝導性能を阻害する塵埃や、電子回路に悪影響を及ぼす異物を徹底的に排除した環境で製造を行い、スマートフォンの高い信頼性要求に応えます。
スマートフォンの「熱拡散材の加工精度向上」や「自動実装工程でのトラブル解消」にお悩みの方は、ぜひスワコーの精密加工をご検討ください。
\「次なる世代に向かってより新しく、より高く」がスワコーの信条です!/
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