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2026.04.28
リチウムイオン電池の振動・衝撃対策|緩衝材と耐熱スポンジの精密加工技術
電気自動車(EV)などの移動体に搭載されるリチウムイオン電池(Li-ion電池)にとって、走行時の「振動」や不測の「衝撃」への対策は、熱管理と同様に重要です。
バッテリーパック内部のセルや精密部品を物理的なダメージから保護し、長期的な信頼性を維持するためには、優れた復元性と耐熱性を兼ね備えた「緩衝材」の最適な配置が求められます。
1. 車載バッテリーにおける緩衝材の役割
過酷な走行環境下で、緩衝材は以下のような重要な機能を担っています。
- セルの膨張・収縮への追従:充放電に伴うセルの微細なサイズ変化を吸収し、パック全体の構造的ストレスを軽減します。
- 振動による摩耗防止:定常的な振動によって部品同士が擦れ、絶縁被覆が損傷するのを防ぎます。
- 耐熱・難燃性の維持:万が一の発熱時にも燃え広がらず、緩衝性能を維持し続ける高度な材料選定が必要です。
2. スワコーが取り扱う高機能緩衝材と加工技術
スワコーでは、シリコーン系やウレタン系の特殊スポンジなど、多種多様な高機能素材の精密加工に対応しています。
主要な対応材料例
- シリコーン系難燃スポンジ:広い温度範囲で安定した弾性を維持します。スワコーのダイカット技術により、厚みのあるシートでも垂直な切断面を実現します。
- 高機能ウレタンフォーム(ポロン等):優れた圧縮残留歪特性を持ち、長期間の振動吸収に適しています。
- 不燃・耐熱クッション材:1,000℃クラスの高温に耐える無機繊維系緩衝材です。粉塵を抑えたクリーンな裁断加工が可能です。
3. スワコーの加工精度が支える「物理的保護」
緩衝材は、設計上の「潰れしろ」が厳密に計算されています。わずかな寸法誤差が、保護性能の低下や組付け不良に繋がります。
厚物・ソフト素材の寸法安定性
柔らかい素材は加工時に歪みやすいですが、スワコーでは材料特性に合わせた刃型選定と圧力制御により、設計通りの寸法精度を維持します。
ISO Class 7(管理値 3000)クリーンルームでの一貫体制
高度に管理されたクリーンルームを完備しています。加工工程で微細なゴミが挟まることで生じる偏荷重や絶縁不良を未然に防ぎ、車載品質の厳しい要求に応えます。
リチウムイオン電池の「振動対策」や「緩衝材の加工精度向上」にお悩みの方は、ぜひスワコーの精密加工テクノロジーにご検討ください。
\「次なる世代に向かってより新しく、より高く」がスワコーの信条です!/
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