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2026.11.05
軽EV・ハイブリッドの電池はここまで変わった|2022年と2026年を比べて見えること
「EVの電池」と聞くと、床一面に敷き詰められた大きな電池パックを思い浮かべる方が多いかもしれません。ところが2026年10月時点の国内では、軽自動車のEVが次々に登場し、ハイブリッド車(HV)が軽自動車を除く登録乗用車の約6割を占めるなど、比較的小さな電池を積んだ電動車が主役になりつつあります。[1]
軽EVの先駆けである日産サクラの電池容量は、2022年の発売時点で20kWhでした。[2]それが2026年には、軽商用EVで36.6kWh[3]、BYD「RACCO」の上位グレードで35.84kWh[4]まで広がり、後から参入した車は200万円台前半の価格を打ち出しています。一方、ハイブリッド車の電池は1〜2kWh級で、いまも軽EVの10分の1以下です(筆者計算)。
本記事では、軽EV・ハイブリッド車の電池が2022年から2026年にかけてどう変わったのかを、容量・航続距離・価格・電池の種類・搭載のしかたの視点で整理します。後半では、電池が小さくなっても熱対策の部材ニーズがなくならない理由にも触れます。数値は、特に断りのない限り2026年10月時点の公表値です。
この記事でわかること
- 電動車の電池は「マイルドHV/HV/軽EV/普通車のEV」の4つのサイズに分かれ、軽EVは20〜36.6kWh、HVは1〜2kWh級です。
- 軽EVの電池は、2022年の20kWh・最大180kmから、2026年は最大36.6kWh・最長320kmまで幅が広がりました。新規参入車は、RACCOが214.5万円〜、e SKY(11月発売予定)が212万円〜です。
- 電池が小さくても、断熱・絶縁・放熱・緩衝の部材の役割はなくなりません。むしろ「薄く」「床下に」「日常的に温度管理する」という新しい条件が加わっています(筆者の見方)。
1. 電動車の電池は、4つのサイズに分かれる
「電動車」とひとくくりにされがちですが、積んでいる電池の大きさは車のタイプによってまったく違います。公開されている情報から、代表的な例を並べました。
表1 電動車の電池の大きさ(目安)
| 区分 | 電池の大きさ | 公開情報から見える例 | 電池の主な役割 |
|---|---|---|---|
| マイルドハイブリッド (軽・小型車) |
12Vの小型リチウムイオンパック (容量の公表は少ない) |
スズキ ワゴンR(MH55S型)は、通常の12V鉛バッテリーとは別に、専用の12Vリチウムイオンパックを助手席の下に搭載(重さ約6.8kg)[5] | 発進・加速の補助、減速時の回生 |
| ハイブリッド(HV) | 1〜2kWh級 | 2代目プリウス(2003年)のニッケル水素電池は6.5Ah・202Vで、掛け算すると約1.3kWh(筆者計算)[6]。現行のヤリス ハイブリッドはリチウムイオン電池(容量4.3Ah)[7] | モーター走行の補助、減速時の回生 |
| 軽EV | 20〜36.6kWh | サクラ20kWh、RACCO 22.40/35.84kWh、e SKY 26kWh、N-ONE e: 29.6kWh、軽商用EV 36.6kWh(詳しくは2章) | 走行のすべて。家庭への給電にも使える車種がある |
| 普通車のEV | 55〜78kWh | 新型リーフ(日本仕様)は、B5が55kWh、B7が78kWh[8] | 走行のすべて |
※ kWh(キロワットアワー)は電池に蓄えられる電気の量です。Ah(アンペアアワー)は「どれだけの電流を何時間流せるか」を表す単位で、電圧を掛けるとWh(kWh)に換算できます。
意外と知られていない話
マイルドHVのシートの下には、もうひとつ電池がある
スズキ ワゴンR(MH55S型)の公式解体マニュアルには、通常の12V鉛バッテリーとは別に、「マイルドハイブリッド車用の12Vリチウムイオンバッテリー」が助手席の下に載っていると書かれています。大きさは約400×350×135mm、重さは約6.8kg。電解液は消防法上の危険物(第4類第2石油類)に当たり、2012年の自動車リサイクル法施行規則の改正以降、リチウムイオン電池は解体時に事前回収する物品に加わりました。[5]
「電池が小さい」マイルドHVでも、電池は、危険物を含む部品として丁寧に扱われています。
図1 電池容量のものさし(kWh)

出典:各社の公表値(出典一覧を参照)。プリウス(2代目)は公表の容量・電圧からの筆者計算。軽商用EVは、ダイハツ e-ハイゼット カーゴ/e-アトレー、トヨタ ピクシス バン(BEV)に共通の値。新型リーフは日本仕様。
図1のプリウス(約1.3kWh)で比べると、ハイブリッド車の電池は、軽EVの15〜30分の1ほど、新型リーフ(55〜78kWh)の40〜60分の1ほどです(筆者計算)。同じ「電動車」でも、電池の規模には桁違いの差があります。
2. 軽EVの電池は、2022年から2026年でこう変わった
2022年に登場した日産サクラ(三菱 eK X EVと姉妹車)は、20kWhの電池で、航続距離は最大180km、価格は233.3万円からでした。[2]2026年10月時点で、国内で買える、または発売が決まっている主な軽EVを並べると、次のようになります。
表2 主な軽EVの電池と価格(2026年10月時点の公表値)
| 車種 | 発売 | 電池容量 | 航続距離 | 価格(税込) | 電池・搭載の特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日産 サクラ (姉妹車:三菱 eK X EV) |
2022年夏 (2026年改良) |
20kWh | 最大180km | 233.3万円〜(2022年) 244.86万円〜(2026年4月発表の改良型) |
ラミネート型のセルを床下に階段状に配置。エアコンの冷媒を使った冷却システム[9] |
| ホンダ N-ONE e: | 2025年9月 | 29.6kWh | 295km | 269.94万円〜 | 薄型の電池を床下に搭載。低温時は加温、高温時は冷却[10][11] |
| ダイハツ e-ハイゼット カーゴ/e-アトレー(軽商用) | 2026年2月 | 36.6kWh | 257km | 314.6万円〜 (e-アトレーは346.5万円) |
ダイハツ初の量産軽EV。V2H(家庭への給電)に対応[12] |
| トヨタ ピクシス バン(BEV) | 2026年2月 | 36.6kWh | 257km | 314.6万円 | 上記と共通の電動システム。薄型リチウムイオン電池。最大積載量350kg[3] |
| BYD RACCO | 2026年7月 | 22.40kWh/35.84kWh | 210km/320km | 214.5万〜249.7万円 | リン酸鉄リチウムイオン(LFP)の「ブレードバッテリー」。電池保証は8年・16万km[4] |
| スズキ e SKY | 2026年11月16日発売予定 | 26kWh | 310km | 212万〜279万円 (212万円は受注生産のA) |
リン酸鉄リチウムイオン電池。薄型・フラット形状で床下に配置[13][14] |
※ 航続距離は各社の公表値です(WLTCモード等。測定条件は車種ごとの発表に従います)。価格は車両本体価格で、補助金は含みません。RACCOは容量・航続距離・価格がグレード(200/300 Plus/300 Premium)で異なります。
容量:「20kWh一択」から、20〜36.6kWhの幅へ
サクラの20kWhに対して、N-ONE e:は29.6kWh(約1.5倍)[10]、軽商用EVは36.6kWh(約1.8倍)です。航続距離の公表値も、サクラの最大180kmから、軽商用EVの257km、N-ONE e:の295km、e SKYの310km、RACCOの最長320kmへと伸びました。
同じ車種でも電池の大きさを選べる例も出てきました。RACCOは22.40kWhと35.84kWhの2種類を用意し、それぞれ210km・320kmを公表しています。[4]軽商用EVでは、36.6kWhの電池に最大350kgの積載量を組み合わせ、配送などの業務用途を想定しています。[3]
価格:先行したサクラを下回る価格で、新規参入が続いた
サクラは、2022年の発売時点で233.3万円から。[2]2026年4月に発表されたマイナーチェンジの改良型(発売は2026年夏の予定と発表)は244.86万円からで、補助金(58万円)の対象となり、実質約187万円からと案内されています。[15]これに対して、後発のRACCOは214.5万円から[4]、e SKYは212万円(受注生産のAグレード)から[13]です。e SKYは、国の補助金56万8千円が適用されると、実質約155万円からになるとされています(2026年10月時点の案内)。[16]
なお、国の補助金(CEV補助金)の上限額は、2026年度、軽EVが58万円(据え置き)、普通車のEVが130万円(前年度から40万円の引き上げ)とされています。[17]補助額は車種ごとに決まり、制度も見直されるため、購入時には最新の情報の確認が必要です。
電池の種類:リン酸鉄(LFP)が軽にも登場した
2026年に登場したRACCOとe SKYは、どちらもリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池を採用しています。[4][13]LFPは、材料の特性として比較的安全とされる電池です。ただし、LFP系の電池を使ったエネルギー貯蔵システム(蓄電設備)でも、爆発を伴う火災事故が起き、消火にあたった消防士2人が亡くなった事例が報告されています。[18]車とは使い方が違う設備の例ですが、「LFPだから熱対策は要らない」とはなりません。
背景には、世界の電池づくりの構図があります。IEA(国際エネルギー機関)によると、2025年の電池セル生産の80%超を中国が占め、世界のEV販売の60%を中国メーカーが供給しました。[19]日本の軽自動車にもこうした電池が入ってきたことが、2026年の大きな変化のひとつです(筆者の見方)。
搭載のしかた:「床下に、薄く」が共通の答え
軽自動車は、全長3.4m以下・全幅1.48m以下という小さな車体の中に、広い室内を確保しなければなりません。そのため各車とも、電池を薄く作って床下に敷く設計になっています。サクラはラミネート型のセルを床下に一列に配置し、センター部分のフロア形状に合わせて階段状に並べました。[9]N-ONE e:は「高容量と薄型設計のバッテリーを床下に搭載」し[11]、e SKYも薄型・フラット形状の電池を床下に置いています。[14]
意外と知られていない話
サクラの電池は、床の段差に合わせて「階段状」に並んでいる
Car Watchの試乗記事によると、サクラは電池を床下に一列に置き、センター部分の床の形に合わせて階段状に配置しています。冷却には、エアコンの冷媒を用いたシステムを採用。さらに、後ろや横からの衝突で電池を守るためのサブフレームも入っています。[9]
床下の「薄い電池」は、車の骨格・冷却・衝突安全がセットで設計されている、ということです。
温度管理:電池は「冷やす・温める」対象になった
サクラはエアコンの冷媒を使って電池を冷やします。[9]N-ONE e:は、低温時にはヒーターの熱で電池を温め、高温時はラジエーターで冷やす仕組みで、季節を問わず航続距離や充電時間が安定するとされています。[11][10]出力50kW以上の急速充電器なら、30分で80%まで充電できます。[10]
つまり、軽EVの電池は「積んであるだけ」ではなく、日常的に温度が管理される部品です。電池の周りの断熱材や放熱材は、万一の異常時だけでなく、毎日の温度管理にも関わってくると考えられます(筆者の見方)。
意外と知られていない話
軽EVのモーター出力は、そろって47kW
サクラ、RACCO、軽商用EVの公表されている最高出力は、いずれも47kW(64ps)です。[9][4][3]
サクラのモーターは、ノート オーラ4WDやアウトランダーPHEVのリアモーターにも使われているものを、出力を軽自動車の枠である47kWにとどめて使っています。[9]出力が横並びなので、車ごとの違いは、電池の容量・価格・使い勝手に表れます(筆者の見方)。
3. ハイブリッドの電池は「小さいまま」進化している
ハイブリッド車(HV)は、軽EVとは対照的に、1〜2kWh級の小さな電池で走る車です。自動車エンジニアリング会社FEVの担当者による解説(2020年)でも、プレミアム級HVの電池は1〜2kWhとされています。[20]2代目プリウスの6.5Ah・202Vは約1.3kWhで、現行のヤリス ハイブリッドはリチウムイオン電池(4.3Ah)を使っています。[6][7]ニッケル水素からリチウムイオンへ、という素材の切り替えは進みつつも、電池の大きさは「小さいまま」です。
国内の登録乗用車(軽自動車を除く)では、2026年6月の販売のうち60.6%がHVで、台数にして約15万台でした。[1]1台あたりの電池は小さくても、台数が多いため、電池まわりの部材は大きな数量になると考えられます(筆者の見方)。
小さい電池ほど「出し入れの激しさ」が課題になる
HVの電池は、加速や減速のたびに短い時間で大きな電力を出し入れします。前出の資料も、プレミアム級HVの電池には、高い充放電のレートと、形状が難しく限られた設置スペースとの両立が課題だと説明しています。[20]容量が小さい分、出力の割に発熱の管理が大切になる、という見方ができます(筆者の見方)。
意外と知られていない話
ハイブリッドの電池には「空気の吸入口」がある
トヨタのハイブリッド車の取扱書には、「駆動用電池冷却用吸入口の清掃」という項目があります。使用頻度が高い場合や、大都市・寒冷地など交通量や粉じんの多い地区では、25,000kmごとを目安にフィルターを清掃するよう書かれています。
清掃でエアブローを使うのは禁止です。ほこりが押し込まれ、電池の出力低下や故障の原因になるおそれがあるためで、水で洗うことも禁じられています。[21]小さな電池でも、冷やすための空気の通り道が設計の一部になっているのです。
4. 2022年と2026年、何が変わったのか
表3 2022年と2026年の比較(軽EV・HV)
| 観点 | 2022年(サクラ発売時) | 2026年10月時点 |
|---|---|---|
| 軽EVの電池容量 | 20kWh(サクラ) | 20〜36.6kWh(e SKY 26、N-ONE e: 29.6、軽商用EV 36.6、RACCO 22.40/35.84) |
| 公表航続距離 | 最大180km | 約210〜320km(RACCO 210/320、軽商用EV 257、N-ONE e: 295、e SKY 310) |
| 車種の幅 | サクラ(姉妹車 eK X EV)が中心 | 乗用はN-ONE e:、RACCO、e SKY(11月発売予定)が加わり、軽商用EVも登場 |
| 価格 | サクラ 233.3万円〜 | サクラ 244.86万円〜(改良型。補助金58万円で実質約187万円〜)、RACCO 214.5万円〜、e SKY 212万円〜(補助金込みで実質約155万円〜) |
| 電池の種類 | ラミネート型のセル(サクラ) | リン酸鉄リチウムイオン(LFP)の車が登場(RACCO、e SKY) |
| 搭載・温度管理 | 床下にセルを階段状に配置し、冷媒で冷却(サクラ) | 各車とも薄型電池を床下に配置。冷却に加えて低温時の加温も(N-ONE e:) |
| ハイブリッド車の電池 | 1〜2kWh級(ニッケル水素が中心) | 1〜2kWh級のまま。リチウムイオンへの切り替えが進む(ヤリスは4.3Ah) |
※ 2026年の価格は、メーカー等の公表値です。補助金の適用条件・額は車種や時期で異なります。
5. 電池が小さくなっても、熱の悩みは小さくならない
電池が小さければ、熱対策も軽くて済むのでしょうか。公開されている情報から読み取れる理由を、3つに整理します(いずれも筆者の見方です)。
表4 電池が小さくても、熱の部材が必要な3つの理由
| 理由 | 公開情報からわかること | 部材にとっての意味 |
|---|---|---|
| ① 毎日の充放電で熱が出る | 軽EVは急速充電(N-ONE e:は50kW以上で30分、80%まで)[10]や、V2H(家庭への給電)[12]にも使われる。電池は冷却・加温で温度が管理される[11] | 異常時の対策だけでなく、日常の温度を安定させる断熱・放熱の部材が関わる |
| ② 限られた空間にセルが密集する | 「限られた空間内にセルを密集させる」ことで、隣のセルへの類焼・延焼のリスクが増えるとの指摘がある[22]。軽EVの電池は薄型で床下に並ぶ | セル間の断熱や、ガスを逃がすベント周りの耐熱部材の重要性が増す |
| ③ 小型の乗り物にも防火材料が求められている | 調査会社のIDTechExは、防火材料の市場機会は乗用車だけでなく、バン、二輪・三輪、マイクロカーなどにも大きいとしている[23] | 「容量が小さいから不要」とは言えない。規制の動きも含めて検討が必要(第3回・第4回で解説) |
熱暴走が起きるしくみや、日本・中国で進む規制、材料ごとの役割は、シリーズの第3回「小さな電池の熱対策は、大型EVと何が違うのか」で詳しく扱います。
6. スワコーが扱う、電池まわりの部品
スワコーのご紹介
電池の大きさが変わっても、「断熱・絶縁・放熱・緩衝」の部材は必要になります
スワコーは、プラスチックフィルム・樹脂板、発泡材・粘着テープの2次加工を専門とする加工メーカーです。長野県岡谷市に本社工場と第2工場(クリーンルーム)があり、中国・ベトナムにも拠点があります。(拠点一覧)
車載用Liイオン電池向けには、電池の種類に応じて、次のような部品を供給しています。(車載用Liイオン電池部品)
- 熱暴走対策部品:断熱材(マイカ、無機繊維、断熱紙)/緩衝材(耐熱スポンジ、耐熱ゴム)/熱伝導シート(アクリル系、シリコン系、グラファイトシート)
- ベント対策部品:断熱材(マイカ、断熱紙、無機繊維、アラミド繊維、ガラスクロス)
- 熱対策部品:シリコーン・アクリル系放熱ゴムシートのカット加工、グラファイトシートのラミネート加工など(熱対策部品)
電池が薄型・小型になるほど、部材には「薄い」「やわらかい」「寸法のそろった」加工が求められると考えられます。スワコーでは、精密抜き加工・ロータリー加工・内製型・クリーンルームでの加工などの技術で、試作から量産までのご相談に対応しています。
電池パック全体での部材の考え方は、EV用バッテリーパックの安全性を高める加工部材|断熱・絶縁・放熱の整理、セル間の部材はリチウムイオン電池の熱暴走を防ぐセル間断熱材|延焼を抑える部材設計もあわせてご覧ください。
7. ご相談前に整理しておきたい情報
軽EV・ハイブリッド向けの電池部材をご相談いただく際、次の情報があると、材料や加工方法の候補を早く絞り込めます。わからない項目は、空欄のままでも構いません。
| 項目 | 整理しておくと進みやすい内容 |
|---|---|
| 搭載する電池 | 電池の種類(三元系・リン酸鉄など)、形状(ラミネート・角形・円筒)、容量、セルの数と配置 |
| 部材に求める役割 | 断熱/絶縁/放熱/緩衝/難燃・保護のうち、何が主な目的か |
| 使用温度・環境 | 常用の温度域、異常時に想定する温度、冷却の方式(液冷・冷媒・空冷) |
| 寸法・厚み | 配置できるスペース、圧縮される量、厚みの公差 |
| 数量・時期 | 試作の枚数、量産の見込み、立ち上げの時期 |
| 異物・清浄度 | 導電性の異物の管理、クリーン度の要求 |
| お手元の資料 | 図面、候補にしている材料、現在使っている部材の仕様 |
「軽EV向けの薄型パックで、セル間の断熱材と緩衝材を比較したい」「ハイブリッド用の小型電池に合う放熱シートの候補を知りたい」といったご相談は、ぜひスワコーまでお問い合わせください。
この加工に関連するページ
- 車載用Liイオン電池部品
- 熱対策部品
- EV用バッテリーパックの安全性を高める加工部材|断熱・絶縁・放熱の整理
- リチウムイオン電池の熱暴走を防ぐセル間断熱材|延焼を抑える部材設計
- シリコーン系熱伝導シートの加工|厚み・柔らかさ・抜き精度を両立するには
- リチウムイオン電池の振動・衝撃対策|緩衝材・スポンジ加工のポイント
試作・加工のご相談
用途・使用環境・数量の目安をお知らせいただければ、材料や加工方法の候補を一緒に整理します。
お電話でのご相談:0266-23-9161(平日 9:00〜17:00)
株式会社スワコー 〒394-0048 長野県岡谷市川岸上3丁目3-17
出典・参考情報
本記事の数値・情報は、下記の公開資料にもとづいています(URLは2026年10月に確認)。各社の発表値・報道値であり、実際の仕様は変更される場合があります。
[1] 日本自動車販売協会連合会(JADA)「燃料別販売台数(登録乗用車・軽自動車を除く、2026年6月)」
https://www.jada.or.jp/files/libs/7357/202607031415506176.pdf
[2] Car Watch「日産「サクラ」の価格・電池容量・航続距離に関する記事(2022年)」
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1410326.html
[3] トヨタ自動車 ニュースルーム「軽商用車「ピクシス バン」にバッテリーEV(BEV)を追加し、2月2日より発売しました。」
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/43931702.html
[4] EV充電エネチェンジ「BYD RACCO(ラッコ)の価格・電池・航続距離・保証の解説」
https://ev-charge-enechange.jp/articles/byd-racco/
[5] スズキ「ワゴンR(MH55S)取り外しマニュアル(自動車リサイクル事業者向け)」
https://www.suzuki.co.jp/about/csr/recycle/traders/pdf/TORIHAZUSI_MANUAL_MH55S.pdf
[6] All About「3代目プリウスのハイブリッドバッテリーに関する解説」
https://allabout.co.jp/gm/gc/192638/
[7] トヨタ自動車「ヤリス 主要諸元表(2026年4月)」
https://toyota.jp/pages/contents/yaris/001_p_001/pdf/yaris_spec_202604.pdf
[8] EV充電エネチェンジ「新型リーフ(日本仕様)のグレード別バッテリー容量・航続距離・価格」
https://ev-charge-enechange.jp/articles/nissan-leaf2025/
[9] Car Watch「日産サクラの試乗記事(モーター、電池の床下配置、冷却方式)」
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1410419.html
[10] MONOist「ホンダ「N-ONE e:」に関する記事(2025年9月16日)」
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/spv/2509/16/news040_2.html
[11] Motor Fan「ホンダ N-ONE e: のバッテリー温度管理に関する記事」
https://motor-fan.jp/?p=1386926
[12] EV充電エネチェンジ「ダイハツ e-ハイゼット カーゴ/e-アトレーの解説」
https://ev-charge-enechange.jp/articles/daihatsu-e-hijetcargo_e-atrai/
[13] Car Watch「スズキ「e SKY」11月16日発売」
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/2145887.html
[14] Response「スズキ「eスカイ」発表の記事(2026年10月8日)」
https://response.jp/article/2026/10/08/417530.html
[15] carview!(Yahoo!ニュース)「日産サクラがマイナーチェンジ。グレード&装備を強化【補助金58万円対象で、実質187万円からの軽EVへ】」
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/238946d056ec33f99770a049211e5d4cdd96ec83/
[16] 共同通信(OANDA証券 マーケットニュース掲載)「スズキ、軽EV11月発売(国の補助金56万8千円が適用されると実質約155万円から)」
https://www.oanda.jp/lab-education/?p=129861
[17] EV充電エネチェンジ「CEV補助金(2026年度)の解説」
https://ev-charge-enechange.jp/articles/070/
[18] MONOist「EVはガソリン車より燃えにくい? リチウムイオン電池の発火リスクを考える(3/3ページ、2024年10月15日)」
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/spv/2410/15/news011_3.html
[19] IEA(国際エネルギー機関)「Global EV Outlook 2026 — Executive summary」
https://www.iea.org/reports/global-ev-outlook-2026/executive-summary
[20] mobex「Webinar: High-performance battery for premium-class hybrid vehicles(FEV、2020年5月)」
https://mobex.io/webinars/high-performance-battery-for-premium-class-hybrid-vehicles/
[21] トヨタ自動車「アクア 取扱書(ハイブリッド)「駆動用電池冷却用吸入口の清掃」」
https://manual.toyota.jp/aqua/2211/hev/ja_JP/contents/vhch06se020407.php
[22] MONOist「EVはガソリン車より燃えにくい? リチウムイオン電池の発火リスクを考える(今こそ知りたい電池のあれこれ(26)、1/3ページ、2024年10月15日)」
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/spv/2410/15/news011.html
[23] IDTechEx「Fire Protection Materials for EV Batteries 2025-2035」
https://www.idtechex.com/zh/research-report/fire-protection-materials-for-ev-batteries-2025-2035-markets-trends-and-forecasts/1068
